ACセフィロスVSワンラグナ

昼飯どころか、晩ご飯も勝手に食べ、そろそろ帰ろうかとＡＣセフィ宅を出たとき、見慣れた青年に遭遇しました。

そう、支配人さんです。

どうやら、ＡＣセフィロスは支配人さんと約束をしていたようです。

ACセフィロスVSワンラグナ

天気の良い日曜日。

またもや、ふらふらとワンラグナはそこらの家を訪問して遊んでいました。

ＡＣセフィロスの別宅を除くと、いつものようにボケナチュが掘り掘りをして遊んでいました。

ワンラグナは、悪友のＡＣセフィロスに、ゴハンをタカリに来たのです。

ボール遊び。

ＫＨセフィロスが二匹の赤ちゃんワンコを呼んでいます。

しかし、すっかり機嫌を損ねたワンラグナは、ボケナチュに「帰れ！」と言っています。

ラグナ犬はとても気分やなのです。

ワンレオンも面白くないと思いつつも、やさしいＫＨセフィロスを思いやり、なにかトラブルが発生しないかと、側に控えています。

ＫＨセフィロスは、ボケナチュが、飼い主の前で、ボール取りを失敗してしまったという話をラグナ犬から聞いています。

ボケナチュの傷ついた心を哀れに思い、なんとか自信をつけさせてやりたいと考えました……

ボール遊び。

小動物にはとてもやさしいＫＨセフィロスです。

ボケナチュの身体はゼムナチュと同じく、いつでも粗相のにおいがするのです。
不器用なボケナチュを哀れに思ったＫＨセフィロスは、あらためて御飯を食べさせ、お風呂に入れてあげることにしました。

ボール遊び。

きっと、ＫＨセフィロスは、ボケナチュのことを心配していたのでしょう。

飼い主とうまくいっているか？と訊ねています。

ですが、頭のめぐりの遅いボケナチュは、きゅんきゅんと鼻を鳴らすだけです。

御飯を横取りされたワンラグナは、機嫌がよくありません。

ボール遊び。

怒ったワンラグナは大声で吠えました。

それを聞きつけたＫＨセフィロスが、裏庭に出てきました。

すると、黒くて大きな赤ちゃんワンコが、ゼムナチュ用のアヒルのオモチャで遊んでいました。

ボール遊び。

その日のお昼過ぎ……

またもやフラフラと一匹で遊びに出ていたワンラグナが帰宅すると、御飯のトレイにドッグフードが無くなっていました。

いつも、ラグナの分は残してもらえているはずなのに……

ふと、横を見ると、いつの間にか黒くて大きな赤ちゃんワンコが居るではありませんか。

そうです！ＡＣセフィロス宅のボケナチュです！！

ボケナチュはワンラグナの後をつけ、このおうちにやってきてしまったのです。

そして、歩いたせいでお腹が空いたボケナチュが、ワンラグナの御飯を食べてしまっていたのでした。

ボール遊び。

さっそく興味を持った赤ちゃんワンコ・ゼムナチュ。

しかし、ゼムナチュは未だ朝食もおトイレもすませていません。

そして身体からは夜中にお漏らしをしたせいで、壮絶な悪臭がしているのです。

ゼムナチュはおトイレを済ませ、身体を洗ってからでないと、お家の中へは入れてもらえないのです。

ボール遊び。

さっそうとボールをキャッチし、意気揚々と戻ってくるレオン犬。

KHセフィロスは、無口で生真面目で、スポーツ万能のワンレオンをとても愛しています。

もちろん、ワンレオンも大人しくて少し世間からズレている美しい飼い主を大切に思っているのです。

ワンラグナは自分もできる！と主張しております。